「関西オープンソース」行ってきました
10月23日(土)「関西オープンソース」へ行ってきた。オープンソースと言えば、Linux がすぐ思い浮かぶが、ここでは、BSDConference Japan 2004 が併設されていたこともあって、Linux の陰はほとんど感じられず、BSD と、Mac OSX が体勢を占めていた。
私が聞いた講演は以下の通り。
●「BSD Updates」
●「Appleはもう一度ブレークするのか?」 新居雅行、大谷和利 他
●「Cocoa 勉強会in関西」 大森智史
●「特別講演:Apple コンピュータジャパン」
●「東京大学 情報基盤センター 事例紹介」
●「飛躍的進化を遂げた PostgreSQL」 片岡裕生(日本PostgreSQLユーザ会理事長)
印象に残った講演を振り返ると、
「東京大学 情報基盤センター 事例紹介」では、助手の 安東 孝二さんが iMac を導入する時の苦労話された。「最初はリモートブートに Linux を考えていたが、クライアントで動くソフトがほとんどなかったので、iMac か Windows のどちらかにすることになった。iMac に決まった時も、日本アップルは小さいので、ほんとうに出来るのか半信半疑だった。結局アメリカに飛んでアップルの偉いさんに話しし、プレッシャーをかけた。
また、iMac ばかり注目されるが、入れたのは iMac だけでなく、サーバーマシンなどもあり、このシステムを入れるのにトータルで40の業者がかかわった。40の異なる業者を束ねた営業さんは大変だったろう」
など。
最後の「PostgreSQL」は、18:00まで。しかも会場閉鎖時間も18:00。なので、講演が終わるとそそくさと会場を出るよう言われた。が、PostgreSQL 日本理事さんだけあって、PostgreSQL に精通されていて、講演時間は1時間30分だったにも関わらず、ver 8.0 の新機能の説明するのに、これまでの PostgreSQL の機能説明を順に解説し、その違いをわかりやすく説明され、雑誌の解説を読む以上にわかりやすかった。